夢ってなんだろうって話
皆様ご無沙汰してます。
唐突になにかの勧誘臭い話なんですが、皆さんは人生における夢はありますか?
ここ最近、仕事のことで色々思い悩む日々が続いてるので、なんとなく文章力のリハビリがてら乱文を書き散らしてみます。
「夢」ってなんだろう
初めに異変を感じたのは初の部署異動後でした。
勤務初日は忙しくて、ほぼ先輩の話聞いたり手伝いしてたりで終わったんですが、家帰った時に真っ先に思ったのが「こんな感じの仕事が毎日続くのか…」でした。
このままじゃいかんなと思いつつも、日が経つにつれて状況はどんどん悪化し、体調不良にまで発展したので、人生で初めて精神科に駆け込みました。そこで精神科のおば…マダムにブチギレかけた話は割愛します。
このような感じで一時期辞職も考えましたが、親とも相談したりしつつ騙し騙しやっていきました。
二度目の違和感は業務上、「ルールだから」という理由で処理せざるを得ない案件が出てきたことです。
苦しんでいる人の心に寄り添えない経験は「俺何やってんだろう」という思いをより強めました。(この件も色々言いたいことはありますが割愛します。)
こうした諸々がきっかけで、自分は一つの問いにぶつかりました。
「自分の夢とかやりたいことって、一体何なんだろう?」
今までのツケがまわってきた
思えば行き当たりばったりの人生でした。
高校まではなんとなーく周りの話聞いて、行けそうな高校を選んだり、大学こそ一念発起して成し遂げたこともあるけれども、就職もなんとなくやりたそうなものを受けたりして。
先のことを考えてないから、いずれこうなるのは火を見るよりも明らかでした。
私が仕事に求めることは「誰かを助けること」より率直に言えば、「目の前の誰かの喜ぶ顔を見ること」なので、最初こそ望みの叶う部署でしたが、異動になればどうなるか。これはもう上記の通りです。
だから結局は自分のせいなんですよね。
一度、「これはもうダメだな」って思ったことがあって、ある面接の時に「どんなことを心がけて仕事していますか?」って逆質問された際、全くまともな回答が出来なかったんですよ。
自分でもびっくりしました。こんな辿々しい回答があっていいのかってくらい、しどろもどろ。思ってないことを咄嗟に言えない性分とはいえ、ここまでか、って思いました。
まあ、当たり前ですよね。だって何も考えてないから。日々自分を誤魔化すので精一杯だから。
その場は他の方のフォローなどもあって何とかなりましたが、「自分はここにいるべきじゃないな」ってのはその時強く感じました。
こうした経緯から、最近は本当に色んな場面で「夢」「目標」「やりがい」って単語がひっかかるようになってきました。
面接中「昔からこの資格を取るのが夢だったけど、事情があって諦めていた。でも諦めきれなくて、今になってやっと叶えられた。」って話を聞いた際は、思わず泣きそうになりました。凄いな、って気持ち半分、それに比べて俺何やってんだろう、って情けなさ半分で。面接官失格ですね。
夢とか目標なんて無くても、いずれ何とかなる気がしてました。
仕事に就いてさえしまえば、そんなものなくてもいずれ気にならなくなる、とでも思っていたのかもしれません。
自分が、それがなきゃやっていけない人間ってことなんか、自分が一番わかっているくせに。
もう一度ゼロからのスタート
こうなったらできることはもう一つだけです。そう、「ゼロから始める転職生活」。
はい、盛大に滑り散らしたところで説明しますが、ここまで働いてわかったのは、
「現場の仕事が一番であること」
「部署移動がなるべく避けられること(専門性を身に付けられること)」
等、いくつかあります。
それを元に、やりたいことを再度ピックアップしていこう!って、大学4年生の時にやるような事を再度やっていこうというキャンペーンです。つまるところただの転職活動ですね。
妥協したり、現状を受け入れられる性格ならいいんですが、残念ながらそうもいかないですし、なにより、せっかくの命なら、本気でやりたいこと、ワクワクすることを追いかけて、満足したまま死にたいと思いますので。
…ある意味、これも夢と言えなくもないのかも?
なので今は高校生向けの「職業・進路案内 夢が見つかる533職業」みたいな本を買って読んでます。何かアドバイスあればご教示ください。
おわりに
結局夢が何かってことに一切触れてない気がしますが、一言で言えば「人生で成し遂げたいこと」「譲れないこと」なのかなと思います。
何を当たり前な、と言われそうですが、これは何も職業に限った話ではないです。
だから、たとえば
「結婚して家庭を持ちたい」
これも立派な夢です。
「世界中の美味しい料理を食べたい」
なんかもそうですね。
これは僕もちょっとやってみたい。
今のご時世、「夢=職業」って固定観念を持ってしまうことも多いですし、この内容だとまさにその前提で進んでしまってる感じもあるので、ちょっと書いておこうと思いました。
そこをふまえてまとめると、
「僕は他のことにはあまり拘りがないが、唯一譲れないのが仕事のやりがいだったから転職したい」
というのが今回の内容になります。
なので「みんなもっとやりがい持って仕事しようぜ!」「夢持とうぜ!」とかそういう説教がましい話をする気は毛頭ないです。
僕が好きなゲームの女神異聞録ペルソナで、「何故の生か」って問いに対して、「その答えを探すため」ってセリフがあるんですよね。
それにすごい感銘を受けてて、かっこいいな、って思ってたんですけど、その答えを探すのってこんなに辛いんだなぁ、なんて考えてもみませんでした。
でも、もしそれが本当に見つかるなら。こんな風に悩んだり苦しんだりした時間にも、少しくらい意味があったのかなって思えるのかもしれないですね。
今回は以上です。
ご静聴ありがとうございました。